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『人生は廻る輪のように』

 エリザベス・キューブラー・ロスの本は遠藤周作の愛読書だったので、とうの昔に読まなくてはならなかったのですが、何度手にしてもすすまず…。緩和医療に関する実用的な本は色々と読んでいたので、ターミナルケアの本丸にいよいよ突入したという心持ちです。

 こちらの本はエリザベスの自伝本。私は大戦後のヨーロッパについて、アンネフランクの関連書籍や、1950年に渡仏した遠藤周作のエッセイなどでしか知ることが無かったので、非ユダヤ系スイス人の視点で描かれたヨーロッパの様子を非常に興味深く感じました。その後、医師となりアメリカに移り住んだエリザベス。1960年代に、病院のあり方についてこんな議論がなされていたとは、これぞアメリカという印象。日本のプライマリ・ケアが、欧米に比べて何十年も遅れていると言われるのもうなずけました。

 第Ⅲ部辺りから時代とは言え、ニューエイジど真ん中で、チャネリングだのなんだのと話について行けなくなりましたが、翻訳が良いので読み物として十分におもしろかったです。

たけわか読み応え評価 ★★★

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