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STING! STING! STING!

 あけましておめでとうございますfuji

一年の計は元旦にありと申しますが、元旦から熱出して寝込みました_ノ乙(、ン、)_今年こそは健康第一、更なる精進に励みたいと考えております。

 さて、新年早々の話題はSTING。

 ポリスの頃からSTINGが大好きなのですが、最近、又STING熱がふつふつと復活しております。一番好きな曲がこのベストアルバムに所収されている1994年WHEN WE DANCE。とにかく幻想的で、何百回聞いたか覚えていないくらい聞いています。

ただ、この辺りからSTINGの音楽性について行けなくなったのも事実。

 1996年Mercury Falling”(マーキュリー・フォーリング)。タイトルから曲者です。直訳すると「水銀温度計が下がる」なんですけれど、(´ε`;)ウーン…意味は分かるけどちょっとピンと来ない感じ。しばらくこのアルバムはお蔵入りしていました。

 もっとわかんなくなっちゃったのが2009年If On A Winter's Night(ウィンターズナイト)。もうがっつり宗教的。賛美歌やヨーロッパの民族音楽、シューベルト等がカバーされています。日本人には馴染みのない曲が多いし、文化土壌的に、肌感覚では理解しにくい主題だと思う。個人的にフィドル(バイオリン)に興味があるので、アイリッシュっぽいThe Burning Babeはお気に入りだったのですが、その他の曲はほとんど聴いていませんでした。

 先日DVDAll This Time ”(…オール・ディス・タイム)を観たんです、入院中に。私がいくらSTINGが好きだからって、なんでこんな暗いDVDを借りてくるんだ(相方が借りてきた)とぶつぶつ一人で文句言いながら、ぐしゃぐしゃに泣いて泣いて、それを看護師さんに目撃されたという、いろんな意味でどん底でした。

 DVDは2007年発売なのですが、映像は2001年9月11日、イタリア・トスカーナにあるSTING自宅でのプライベート・コンサートの模様です。

そうなんです、9・11のあの日のコンサートなんです。

楽しそうな、音楽性にあふれたリハーサルの様子から、沈黙のコンサートへ、ドキュメント形式で構成されています。

コンサートの途中で、ついつい事件のことは忘れて音楽に夢中になってしまい、もっと歌って欲しいという気持ちで、観客と一体になって歓声を送ってしまったんですよ。ついつい。夜中に一人で。しかも拍手までしてました…(;・∀・)。

そうしたらSTINGが「待ってくれ」って言うんです。「今日はだめだ」って。そして…、深い…深い…沈黙。

パフォーマンスじゃなく、本当の絶望がそこにあった様な気がしたんです。正直、ここまで絶望できるのかと不思議に思うくらいのどん底の絶望でした。そして、声を振り絞るように、囁くように、祈るように歌い始めて、その静寂のままDVDは終わるんですけれど、その時私は、If On A Winter's Night”(ウィンターズナイト)の世界観が少しだけ理解できたような気がしたんですです。STINGの思想に少しだけ近づけたというか… 世界中に影響力のあるSITNGだからこそ、世界の不幸に憂うアンテナの広さとか、懐の深さとか、私にはとても計り知れないような重責を抱えてるんじゃないかと思ったんです。

 彼の歌う曲の中に込められた追悼と、癒しと、そして厳しさ。それが冬として表現されている。冬という季節に耐え、堅実に祈りながら日常を送る、人間本来の、原初の力。そういう視点でアルバムを見直すと、なんとまあすばらしいアルバムΣ(´∀`;)もうその素晴らしさにどっぷり浸かって、毎日寝る前に聞いています、そして深すぎて飽きない。まだまだ理解できない面がたくさんあって、もう毎日新しい発見をしながら聞いています。ああ、買って良かったウォークマン、音質がいいねぇ。

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